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T711次乗車記

乗車列車番号 乗車区間 切符の種類 切符の金額 乗車した日付 乗車した時間 乗車した距離
T711次
南京ー上海
新空調特等軟座特快
129元
8月6日
3時間
303キロ
滬寧特快切符売り場 南京駅の出口のすぐそば  Z49次の到着した南京駅の出口は、建設中の新しい南京駅を上海方面にあります。 その出口のすぐそばに小さい白い建物があり、南京ー上海間の”滬寧特快”の専用切符売り場があります。 滬寧特快は12本あり、その内の銅陵や合肥から上海行きの特快(各1日1本、南京発)の切符や、南京から杭州、寧波行きの特快(各1日1本)の 切符も販売しています。営業時間は7:30〜11:30 
12:30〜17:00
です。それ以外の時間帯での購入は南京駅の切符売り場 となります。

 自分が買いに行った時は、服務員は携帯通話をかけながら切符を売ってくれました。こういった人間はダメ人間の代表的存在です。早く社会主義 商法から改めてもらいたいものです。 自分が買った切符はT711次の南京西ー寧波間で走る列車で特等席です。自分は南京から上海まで乗車します。朝7:44発ですので、早起きしなければなりません。
 翌日、お腹をすかせながら南京駅に行きましたが、軟席候車室の行き方で迷いました。看板だと2階と掲示されているのですが、軟席候車室の案内看板が出ていないです。 2階に着いたら、ビニールの垂れ幕がかかっている入り口が軟席候車室です。入るとすぐ荷物検査があり、終わると奥に案内されました。

T711次の特等車内  列車が来る10分前にホームに行き、待っていました。1番ホームでしたので、移動が楽です。自分の乗車車両は11号車です。列車は13両編成ですが、13両目が先頭ですのであわてて先頭車両に 走っていきました。列車は2両目から10両目まで2等軟座、11両目が特等軟座、12両と13両目が1等軟座でした。2等軟座と特等軟座の間のドアには常に鍵がかかり、隔離されます。 特等軟座は2+1で、KTTと同じくらい広い席でした。2部屋ほど4人掛けの個室がありますが、料金の差はなく順番に早めに切符を買えば、個室になるチャンスがあるかもしれません。ただその個室、きれいではなかったです。

 列車は、水郷地帯を快走しています。車内販売はお弁当やパンなど食料品の幅が広がった感じです。でも所持金があと10元しかないので買えませんでした。ひもじい思いは上海に行って預金を下ろすまで続きました。 特等軟座はリクライニングしますが、席の回転はありません。スーツケースを持って行きましたが、通路が広いので置いても車内販売などの邪魔にはなりません。トイレは上海方向に2つあります。
 列車は時間を遅らせることもなく、幻覚を起こしそうなくらい暑い上海駅に到着しました。上海駅で乗客の大半は降りますが、上海駅でまた大勢乗ってきます。出口が東南方面で泊まるホテルから近いので助かりました。

これで7日無事帰国できると共に、10000キロの中国鉄路乗車の旅も無事終えました。ひとえに皆さんの協力無しでは成し遂げられませんでした。有難うございました。

動力源が壊れて、急遽別機関車に交代した新曙号 洛陽行き 1658次普快 T713次 滬寧特快

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