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頭文字B  5月4日(水)

関羽を利用した新興宗教(ウソ)。最も関羽は一発変換できないのでムカつく

 6:30起床。
 7時に朝食。

 7:30出発。昨日の偏頭痛がうそみたくなく、なんか鼻歌を歌いたくなるくらいさわやかだった。
曇り一直が続いた九寨溝・黄龍と比べ、松藩の天気は雲ひとつない天気でした。
これから九寨溝へ向かうのなら文句はないが、残念ながらこのまま成都へ強制送還です。

ヤクの角を使ったお土産ヤクの角を使ったお土産

 きょうもバスの運ちゃんの神業を見なければいけないのが苦痛。ことに下りがずっと続くので、登り同様他車バトルがいやでも起こる。それにしても対向車ミラーがない場所で強引に追い抜きをかける運転技術はニュータイプそのもの。大型乗用車の迫力バトルが見たければ、成都ー九寨溝間のバス乗車をお勧めします。

薬屋の裏薬屋の裏

 松藩ー成都間はウネウネした山道をひたすら降りていく。物静かな山の中で聞えて来るのは追い抜きをかけるときのクラクションとタイヤの鳴りだ。そうこうして行く内にバスは中医専門土産店に寄ったが、自分は薬は買わず外で行われているキョウ族の土産物屋を散策していた。
都江堰の手前での山で、新しく道路と橋を建設していた。ここが開通すれば九寨溝まで2時間ほど短縮されるかもしれない。

 13:00に都江堰側のレストランで昼食を取るが、都江堰観光はなかった・・・(パンフレットではあると書いてあった)。

戦場を架ける橋観華青年旅舎入り口

 15:30ツアー終了。仲良かった中国人旅行客の皆さんと別れて、タクシーに乗って今夜泊まるホテルへ。今日の宿は日本人が経営する「観華青年旅舎」という所に泊まった。場所は文殊院の東側で、住所をタクシーに見せるときちんと運んでいてくれます。

 16:15ホテルに到着。予約した部屋は150元の部屋、トイレ、シャワー付き。大きいシングルベットで熟睡できそうな環境です。このまま部屋にいてもつまらないので、武侯祠に行く。観華青年旅舎の近くのバス停から、1路と302路が武侯祠にいくけど、302路は回り道をします。

観光バス料金は市バスと同じ趙雲像(白眉)

 武侯祠は学生証が使え15元で入場できます。ここは1800年前の蜀の大臣孔明を祭ったところで、始めは君主の劉備と一緒の場所に朔像置かれたが、のち孔明専用の廟作られました。ちなみに彼らの活動は曹操の建国した魏王国を叩き潰すために設立された、イスラームテロ組織真っ青の蜀漢原理主義政権です。まあ素は馬賊と変わりありません、なにせ三国志演義内での彼らの活躍は馬泥棒からだった・・・違うか。最も日本人は圧倒的に蜀びいきだけど(笑)。閉店時間が18時(夏季)なので、まだ明るい成都では大勢の観光客が次から次へと観光バスに乗ってきてやってきます。

武侯祠武侯祠の三偽病、まだ新しいので面白みが無い

 ホテルに戻った後は、ホテルのワンバアでメールをチェック。気付いたら20時を過ぎていた。あわてて夕食を探しにでかけるが、屋体形の店は既に終了。辛い四川鍋系はまだ営業をしていたが、ここはパス。15分くらい歩いて、東北餃子専門店を発見し、これで飢えを満たしました。

武侯祠の石人造 観華青年旅舎の部屋

 そういえば今日は(中華民国時代)初反日運動があった5月4日。とりあえず成都の方は反日デモはありませんでした。中共達で種をまいたとはいえ、極端な愛国教育をコントロールさせるのも大変ですな(プッ)。こんなつまらない教育するなら1人でも多くの人民の食わせる方法を考えろっつーの。

これで抑えられなければ貴様らは無能だ。

ページの1番上へ  武侯祠砦の4悪人  芭石鉄道編 5月5日


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